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初心者必見!壁面緑化の効果とおすすめの植物


壁面緑化の効果とは?

壁面緑化といえば、ツタの絡まったお洒落な洋館をイメージする方も多いのではないでしょうか。装飾としても人気の壁面緑化ですが、近年問題になっているヒートアイランド現象にも効果があるといわれています。ヒートアイランド現象とは、周辺地域に比べて都市部の気温が高くなる現象のことです。壁面緑化は、植物があることにより建物に当たる直射日光を防いでくれるので、熱をため込むことが少なくなるのです。このことにより夏は涼しく、冬は建物を保温する効果も期待できるといわれています。

壁面緑化の定番植物「ヘデラ」

壁面緑化といえば、まずはヘデラではないでしょうか。別名アイビーやキヅタとも呼ばれ、ツタの絡まった外壁などによく利用されています。可愛らしい見た目と枯れにくく管理が簡単なことから、初心者にもおすすめの植物です。種類も豊富で定番の形から変形したもの、葉っぱ全体が緑色のものや一部白が混ざっているものなど、好みに合わせて選ぶ楽しみがあるのも嬉しいポイントでしょう。ヘデラの管理でとくに注意することは、多めの水分とほどほどの日当たりといわれています。

ヘデラと一緒に植えるならこの植物

ヘデラと一緒に、花が咲く植物を植えてみるのもおすすめです。白くて小さな花が咲く「テイカカズラ」はいかがでしょうか。初夏の頃に開花する植物で、ジャスミンのような甘い香りが特徴です。ヘデラとの相性もよいとされ、乾燥や日当たりに注意すれば管理が難しくないといわれています。イングリッシュガーデンの女王といわれる「クレマチス」も素敵です。花の色は白や紫色などがあり、存在感がある大きめの花はヘデラとも相性がぴったり。耐寒性が強く日本の寒い冬にも耐えるので、あまり手もかからずに育てやすい植物となっています。

大型施設やビルでよく見かける壁面緑化ですが、家庭でも簡単に取り組むことができます。ゴーヤやヘチマは生育も早く、初心者でも失敗しづらいので、自宅でチャレンジするのに向いています。